第10回キリスト教文化講演会
主の御名を讃美します。今回灘教会では、与えられたいのちを活かす日常生活という題で唄野先生に講演を行って頂きます。今の時代を生き、その与えられた命をどう用いていくのかという興味深い内容になっています。初めての方もぜひお越しください。
講演 与えられたいのちを活かす日常生活
日時 2009年11月22日(日)
午後2時~4時
ばいの たかし
講師 唄野 隆 先生
大阪府立大学名誉教授 KGK[キリスト者学生会]協力主事 単立・堺大浜教会役員
講師略歴
1931年 シンガポールで生まれ、大阪堺市で育つ
1955年 神戸大学経済学部卒業
1979年 大阪府立大学経済学部教授
2002~04年 羽衣国際大学教授
主な著書
『利子率の期間別構造』(大阪府立大学)
『日本のインフレーション』[共著](有斐閣)
『現代に生きる信仰』(すぐ書房)
『主に仕える経済ライフ』(いのちのことば社)
『主にあって働くということ』[編著](いのちのことば社)
『デイリー・クリスチャン・ライフ』[唄野隆・絢子共著](同上)
ジャック・エリュール『暴力考』[翻訳](すぐ書房)
講師のことば
日本語で「いのち」というと「生命」という側面に焦点があいますが、英語でライフというと「生命」だけでなく「生活」をも意味します。生まれ出るいのちは基礎であり、死を迎えるときのいのちがゴールで、それぞれ極めて大切な問題ですが、誕生と死の間の、そして病や貧困などの危機に面していない普通の生活のいのちの働きの「生活」の側面もそれにおとらず重要です。そういう意味で、普通の「生活」を生きることの意味に目を向けたいと思います。