第11回キリスト教文化講演会のご案内

img005.jpg

  

 私たちの人生には、人間であるがゆえの苦しみや悲しみがあります。思いがけない病気や障害、愛する人との別れ、やがて迎える死。それらは時に、自分自身では抱えきれないものとして迫ってきます。また、そのような苦しみの中にある人に、慰めの言葉が見つからず立ちすくむことがあります。

 健康であること、人の役に立つこと、物資的・経済的に豊かであること、これらを求める現代社会において、私たちが根本的に問われるのは、私たちが何をよしとして生きるのかという価値基準です。生きること、寄り添うことに、私たちは何ができるのか、ご一緒に考えてみたいと思います。                          (以上、講師のことば)

おひとりでも多くの方がたがご参加下さいますように、下記の通りご案内申し上げます。

                                

                         

 

講演題 生きること、寄り添うこと 

          ―私たちにできること―

日 時: 2010年10月31日(日)午後2時~4時15分

場 所:  日本キリスト改革派灘教会

講 師: 藤井 美和 先生

         関西学院大学人間福祉学部教授 Ph.D.

         死生学・スピリチュアリティ研究センターセンター長

         大阪市精神保健福祉審議会自殺防止対策部会専門委員

         専門  死生学、スピリチュアリティ、QOL、Death Education

〈講師略歴〉

1994年 関西学院大学大学院社会学研究科前期課程修了 [社会福祉専攻]

1999年 ワシントン大学(セント・ルイス) ソーシャルワーク大学院Ph.D.

2000年 関西学院大学社会学部専任講師

2004年 関西学院大学社会学部助教授

〈主な著書〉

『増補改訂版 たましいのケア―病む人のかたわらに―』藤井美和・藤井理恵

(淀川キリスト病院牧師) 共著 いのちのことば社

『生命倫理における宗教とスピリチュアリティ』藤井美和・窪寺俊之ほか 共著 

晃洋書房